イラン人質

いまさらだけれど、イランで人質となっていた3人ことを考えてみる。
いままで、もやもやしていたものがあったのたけれど、最近やっとすっきりした。
NGOの人間がそういった戦地にいくことは間違っていないと思う。
なかなかできることではないし、立派なことだと思う。
本来彼らの目的は、イラクの現地で自衛隊ができない支援を行うことだったと思う。

よく戦争地域でのNGO活動に否定的な意見もあったけれど、軍隊でない支援は絶対に必要だったはず。

問題だったのは、救出と自衛隊の撤退を関連付けてしまったことだ。
自衛隊がいたから、誘拐された」
という訴えを人質の周りの人間が世論に訴えてしまったことだ。

これには、自衛隊の派遣に反対だった人にも受け入れられず、結果として、日本国内での状況を変えてしまったように思う。
そのせいで本来評価される活動すらも、貶められてしまった。