メモ

東横インが障害者用の設備を撤去していた問題についてのメモ。
この問題の後、法整備が強化され罰則も重くなっていくようだ。
http://www.excite.co.jp/News/society/20060216184047/Kyodo_20060216a472010s20060216184050.html
http://www.excite.co.jp/News/main/20060218180549/Kyodo_20060218a009010s20060218180552.html
exciteのニュースではニュースに対するトラックバックも受け付けられていて、いわゆるブロガーというか普通の人の関係するブログも見ることができる。
そこで結構言われていたのがこんな話。
「ホテルが差別化をしていくなかで、うちは障害者の施設はありませんが、その分一般の価格は安く出来ます。これは特徴であってこれを認めてもいいんじゃないかと。」
でもこれは普通の人、健常者だけの視点しかない。これを特徴としてしまえば、普通の利益を追求する企業は障害者対策なんてもの一切しなくなる。
ホテルに限ってしまえば、障害者が宿泊するのは不可能に近い。普通の人には障害者の視点は持ちようがないからどうしてもその観点が抜けてしまう。
今いわゆるショッピングモールみたいなところのトイレには男子用、女子用、そして障害者あるいはハンディを持つ人用のトイレが必ずある。
普通の人から見たら、女子用のトイレがいつも混むから女子用のトイレを増やしたほうがいいんじゃないかと思ってしまう。
一般の人の感覚はどうしてもそうだと思う。けれどそれだと障害者の生活エリアは小さくなってしまう。
社会がそういった人たちの生活エリアをきっちり確保させるために、ハートビル法等を制定させてルール作りを行ったんだと思う。
きっとそれらのルールを作っていくにはすごい苦労、一般人に障害者を理解させること、があって今の状況になってきた。
その苦労ないがしろにしたあの社長に障害者団体はすごく怒った。怒ったことで改めて社会にその意味を伝えようとしているんだと思う。