ジェネリック医薬品

4月から病院での診療にかかる点数が見直されて一般的な病状では全体的に安くなった。
そしてジェネリック医薬品が使いやすい制度が導入された。
処方せんを出す病院に行った時に、先生に「ジェネリック医薬品が欲しいんですけど」というと大抵の場合ジェネリック医薬品でもいいですよという処方せんをくれる。
4月から先生にとってもジェネリック医薬品を出すことで料金が若干アップできるのでメリットがある。
ただここでもらっただけではだめで薬局に行って薬剤師に対しても「ジェネリック医薬品にしてください。」と伝える必要があります。
薬局にとってこの処方せんはジェネリック医薬品でもそうでない医薬品でもよいので価格の高い普通の医薬品を出すことがあります。
より患者の意思、そして患者の管理能力が必要になります。
そもそもジェネリック医薬品とは「後発品」や「ゾロ」とも呼ばれ、「後発品」という言葉からもわかるように後から発売されたものです。これに対するのが「先発品」で薬剤メーカーが研究の末、開発した医薬品でこれは10年間独占的に販売することができます。10年後医薬品メーカーはその薬の設計図を公開する必要があり、その公開された設計図で作られたのがジェネリック医薬品ということになります。
ただ同じ設計図から作られたとしても、吸収率が違ったり品質の差があったりします。
薬を貰う側の患者として、薬に対する知識、管理能力が問われてきます。
もらった医薬品の名前、薬剤メーカーなどをネットで調べたり自分が過去に使用したことのある医薬品をどこかに記録しておくこととかが必要なってきます。
または信頼できる先生を見つけて完全にお任せしてしまうか。