白夜行

雪穂の育ての義母は二人のことに気が付いた。
そして「二人そろってそのざまか。」と怒りと悲しみをぶつける。
亮司は「正しくないことなんてわかってるんです。」と返す。
このシーンがなんだか強烈だった。
小説だとどんな風に表現しているだろうか。
義母の役の八千草薫はほんとに複雑でうまい表現をしてた。
いろんな感情、雪穂に対する同情、哀れみ、怒りみたいなもの。でも殺されることに対する恐れはないような。
こんな表現小説だとどうんな風に表現しているんだろうか。けれど小説はなかなか読む気になれない。あと厚さと救われない話に。