神はサイコロを振らない

最終回を見た。
10年前に飛行機事故で亡くなった人達がそのままの姿で現れて、そしてまた消えていく。
事故で大切な人を亡くしてしまった残された人たちはその後人生の何かが壊れてしまっていたけれど、その人達が帰ってきてその修復がされていく。
現れた人達は消えてしまったけれど、残された人の人生が少し確かなものになっていく。
最近映画やドラマでよくある話かもしれないけれど、よくできていたなと思う。
けれど不思議だったのは事故の当事者たち。自分が消えてしまうことに恐怖がないというか、それよりもみんな残される人を心配していた。
ひょっとしたら幽霊だったのかもしれない。残された人を心配に思う気持ちが10年後に現れたような。